後悔にどう向き合うか。

こんにちは。

唐突ですが、タイトルのとおり、今回は後悔について書きたいと思います。

皆さん何かしら過去に対しての後悔は持っているのではないかと思います。

持っていない方は素晴らしい。

真摯に生きてこられたんだと思います。

もちろん、侮蔑的な発言ではなく、心から後悔の無いように生きてこられた方に対しては尊敬の念を抱きます。

過去にやらかしてしまったこと、逆にしなかったことに対してのコンプレックスと後悔。

もし、あの時ああしてたら、なんてことは常々思っていたわけです。

私はこの後悔に捉われすぎて、時間をずっと奪われていた気がするのです。

受験の失敗、細かいところだとピアノの発表会での失敗、なぜピアノをもっと真剣にやらなかったのか、あの女の子になんであんなことを言ったのか…など。

挙げればきりがないですね。

考えても時間が奪われていくだけなのに、どうしても頭から離れない。

そして無気力になってしまう。

またうまくいかなくて後悔する。

それを繰り返していた気がするのです。

後悔は正しく向き合えばその先の未来のための資産になりうるのですが、この時の私はうまく向き合えていなかったように思います。

では、向き合っていくにはどうしたらいいのか?

そんなことを自分なりに考えたので、書きたいと思います。

どうして後悔するのか?

まず、確認したいのはどうして後悔しているのか?

そこにフォーカスしないと始まらないわけです。

後悔しているという現状をしっかりと捉える必要があります。

後悔している=現在の状況が腑に落ちない、納得していない

ということなので、その現状をしっかりと捉えます。

私はまずそのことを意識するようにしました。

受験の失敗を例にしますと、受験に失敗した。

このことはもう紛れも無い事実。

このことを変えることは出来ない。

このことをしっかりと意識します。

当たり前のことを言うなと思うかもしれませんが、今考えるとこのことから逃げる思考回路になっていたと思うのです。

逃げると言うのは、自分のせいではないという他に依存した要因を考えるということです。

受験に失敗したのは体調が良くなかった、問題が難しかった、受けていた人のレベルが高かった、採点側が間違えているんじゃないか?、ほかに不合格になる要因が自分の知らないところであるんじゃないか?

こんな思考回路です。

これは全然現状を捉えられていません。

現状としてあるのはただひとつ。

受験に失敗したということだけ。

それだけなんです。

それ以上でもそれ以下でもないのです。

ただ単に失敗してしまったのです。

現況を捉えてから経験をどう活かしていくか?

失敗してしまった現状はもう変えられない。

この時間軸に乗っている私たちは過去には戻れない。

事実を事実として受け入れる。

これが大切です。

ですが、とても苦しいことです。

受け入れるには時間がかかると思います。

事実、私はとても時間がかかりました。

そして時間を無駄にしてしまいました。

受験を例にしましたが、その他のことにも共通すると思います。

私のように時間を無駄にする人がいなくなるといいなと思い、私が感じたことを書いています。

後悔を受け入れた先には

後悔を受け入れた先にどう考えていけばいいのか?

このことに気づくまでにもまた時間がかかりました。

受け入れてからもずっと苦しいのです。

現状はわかっていますが、感情としてはまだ整理がついていない。

頭では理解しているけど、気持ちがついていかないという感じでしょうか。

そこで次に考えたのは、失敗の原因から自分以外の要因を排除することでした。

先に挙げたように、自分ではどうすることもできなかったこと(憶測も含めて)は一切考えない。

失敗は全て自分の力量不足と考えるようにする。

そうすると不思議なのですが、後ろ向きな考え方はだんだんしなくなっていくのです。

受験失敗は自分が勉強しなかったから。

足りなかったから。

これしか考えない。

勉強しなかったから失敗したのなら、次は勉強すればいい。

そして成功体験を増やして自信をつける。

それだけです。

とにかく勉強してください。

それしか方法はありません。

例えば。あなたが中学生で高校受験に失敗したのなら、次の大学受験を失敗しないようにひたすらに勉強するしかない。

あなたが成人なら、資格試験や昇進試験などありますが、勉強するしかない。

限界だと思うところまで勉強していたのなら(限界は自分で決めるものなので絶対的なものではありません)後悔はないはずです。

もし、失敗しても自分に起因しない原因は考えない、排除する。

これが大切なことだと思っています。

以上私の経験を基にした記事でした。

当たり前のことですし、色々と感じることはあると思うのですが、一意見として見ていただけると嬉しいです。